徳島で最適な住宅性能を考えてみました
こんにちは武田です。
朝晩、写真を撮っていると寒くなってきたなあ…と思います。
夜空を見ながら椅子に座っていると膝に毛布でも欲しい今日この頃ですが、
先日、テレビで「北海道では初雪が降った」というニュースが流れていました。
同じ日本であっても、徳島と北海道では寒暖の差がとても違うことを実感します。
その温度差(寒暖の差)は、家作りにおいても違いがでてくるものだと思います。
何が違うかというと、それは、家の気密や断熱の性能面です。
極寒の北海道の気密・断熱の性能が、徳島で必要か?
答えはNOだと思います。
北海道では素晴らしい性能を発揮するものでも、徳島では適さない、必要がないこともあります。北海道仕様の断熱材、トリプルガラスが果たして徳島で必要かどうか。。。
現在、当社が標準仕様で使用している窓はLow-E、アルゴンガス入りのペアガラスです。
「アルゴンガス」聞いたことありますか?
断熱効果をUPさせるために、ガラスとガラスの間の空間に入れる気体で、
空気よりも熱を通しにくいのが「アルゴンガス」です。
費用をかければ、性能が上がるのは当然ですが、
徳島では必要のないグレード素材にお金をかけるのはもったいないように思います。
建築に必要なトータル金額に占める、サッシ(窓、玄関ドア、勝手口ドア等)関連の
金額は安いものではありませんので…。
やはり!!徳島の風土、土地や気候にあった、
快適な家作づくりをすべきだと私は考えています。
「HEAT20」とは?
さて、話は変わりますが「HEAT20」という言葉、ご存知でしょうか?
簡単に説明すると
「HEAT20」は2009年から始まった、断熱、省エネに関する有識者が集まった民間の団体で、快適・健康性を考えて本当に必要な住宅の性能レベルが示されています。
もっと、簡単に説明すると、
断熱性能を良くして部屋の温度差を小さくし、
夏は涼しく、冬は暖かく、快適に過ごせる住宅を目指すというものです。
家づくりをお考えの方はぜひ、コチラをご覧ください。
断熱性能がUPすると、どうなるの?
では、「断熱性能がUPすると、どうなるのか?」少し調べてみました。
このようなデータがあります。
高断熱住宅が体に与える影響について
断熱性能がUPすると、健康効果もUP!
ぜんそく・のどの痛み、アトピー性皮膚炎が改善されたそうです。
住宅の省エネルギー技術の向上にも、
断熱技術がカギとなっていることがわかります。
間取りなどの計画は満足が高くても、当初重視していたにもかかわらず、
温度差や省エネ性能の満足度が低くかったという結果があるのも事実の様です。
『あたらしい家づくりの教科書』 発行:新建新聞社<価格:1500円>
こう見てみると、やはり家の性能はとても重要で大切です。
そして部屋の温度差を小さくすることも、とても大切です。
温度差を小さくして、ヒートショック予防!
みなさん、ヒートショックという言葉聞き覚えがあるかと思います。
「ヒートショック」は、家の中の急激な温度差によって発生します。
例えば、暖かいリビングからトイレに行くと、
その室温差に思わずブルッと震えてしまったことはないですか?
この気温差によって血圧が大きく変動してしまい、
失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こしてしまうのです。
特に高齢者は要注意ですが、誰にでも起こりうるものです。
こう考えると、
快適な環境の家は、そこで暮らす人の健康の基礎を支えているように思います。
セイコーハウジングの提案型住宅企画 進行中!
現在、新しい分譲地にモデルハウスの建築が進んでいますが、
同時に「堤案型住宅」の企画も進行しています。
私たちセイコーハウジングの家づくりについて、
お客様にどうやって何をお伝えするのがベストなのか!?
「徳島で建てるなら、どんな家?」と日々試行錯誤を繰り返しているところです。
「徳島の地域に、しっくりとハマる最適な家」
断熱の性能においても、みなさんに体感していただけるモデルハウスを完成させたいと思います。