もうすぐ、東日本大震災から8年が経過しようとしています。
私たちが住んでいる徳島県でも南海地震が発生する確率が高まったと言われていますが、
みなさん防災準備は進んでいるでしょうか。
「いつ発生するかはわからない」でも「いつか起きる」のは確かなことです。
いざという時に困らないように、今日は防災グッズについて再確認してみようと思います。
では、準備しておきたい防災グッズを3つのパターンに分けて紹介します。
1、日ごろから身につけておいた方が良いもの
2、一時避難する時に、持ち出すもの
3、災害復旧までの数日間を自足できるように準備しておくもの
日ごろから身につけておきたい物
いつ、どこで、災害に遭遇するのかわかりませんので、日頃から持ち歩いたり、車に乗せておきたいグッズです。
<アイテム> 飲料水・携帯食(チョコレートやあめなど)・笛・懐中電灯・携帯ラジオ・現金・モバイルバッテリー
例えば、お財布の中に身分証明書のコピーを入れたり、鍵やカバンに付けるキーホルダーの代わりに
ミニLEDライト付けておくなど、人それぞれに合った防災カスタムをしておくと、もしもの時に役立つはずです。
さて、突然ですが質問です! みなさん、モバイルバッテリーは持ち歩いていますか?
通勤通学、買い物、習い事、ウォーキングなど外出時には必ずスマホを持っていく方が大半だと思いますが、
モバイルバッテリーはどうでしょうか?
(という私の今の現状はスマホのみ、しかも充電も残り半分の状態となっています…)
スマホは災害時にも手放せない情報伝達ツールですが、充電が0になってしまうと使い物になりませんので、
必ずモバイルバッテリーも一緒に携帯しておきたいアイテムの1つです。
一時避難する時に、持ち出すもの
<貴重品> 印鑑、保険証、免許証、通帳、現金、
東日本大震災では「津波から逃げるために、着の身着のままで逃げた!」という方が多かったと聞きます。
長引く避難生活の中で物品を買うにも現金がいる、銀行口座からお金を引き出したいのに、
通帳や本人確認に必要な証明する物がないため手続きがスムーズに進まない…など苦労されたと聞きます。
貴重品を整理して、緊急時にパッと持ち出せるように準備しておきたいものです。
かといって玄関先に置いておくのは危険です、貴重品ですから…。
自分や家族だけがわかる、秘密の保管場所を決めておくのがベターだと思います。
避難中の空き巣や盗難被害を防ぐためにも、貴重品の保管方法は大切ですね。
<避難用具> 懐中電灯、携帯ラジオ、電池、ヘルメット
ヘルメットは、最近ではコンパクトになる折りたたみ式が登場しています。
防災グッズの種類も増えているので、再度確認してみてください。
◆防災グッズ25選
https://kakakumag.com/houseware/?id=10826
<生活用品> 防寒用品、ライター、マッチ、携帯用トイレ、ナイフ、洗面用具(旅行用で可)、生理用品
◆「モノタロウ」
<救急用具> 持病の薬、お薬手帳、救急箱、ウェットティッシュ、
<衣料品> 雨具、動きやすい服、
<その他> 携帯用カイロなど
災害復旧までの数日間を自足できるように準備しておくもの
<食料品> レトルト食品、アルファ米(水だけでご飯ができる)、飲料水(目安は1日3リットル)
いつもの買い物に、「プラス1個」、消費期限まで期間があるお菓子やフルーツの缶詰、レトルト食品を買っておくのも日ごろからの備えになると思います。
<避難用具> ビニール袋、電池式ランタン、ロープ
<生活用品> 給水用タンク、カセットコンロ、ボンベ、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、紙皿、紙コップ、簡易トイレ、水のいらないシャンプー
自分だけの防災グッズを作ろう!
防災グッズを考えていると、何もかも持ち出したいという気持ちになりますが、
自分に必要なものを厳選して、自分が持って逃げられる量を知っておくことも大切だと思います。
高齢者がいるご家庭、赤ちゃんがいるご家庭、妊婦さんがいるご家庭、子どもがいるご家庭、ペットがいるご家庭、
それぞれに必要なアイテムがかわってきます。
最近では、防災グッズの種類も豊富で、色々な防災アイデアもたくさんでてきていますので、
自分にあうものを参考にしながら、オリジナルの防災グッズを作って、もしもの時に備える準備を進めてくださいね。
防災にオススメのサイト
◆All About 暮らし
https://allabout.co.jp/gm/gc/2245/2/
◆徳島県立防災センター
https://anshin.pref.tokushima.jp/bousai/
◆非常持ち出し品チェックシート
https://anshin.pref.tokushima.jp/docs/2012073000427/files/hijoumochidasihihin.pdf
最後に、このブログを読んでくださった皆さまにお願いしたいことがます。
今日、日付が変わるまでに防災グッズの準備、再確認をしてみてください。
「いつかやろう!」の「いつか」は、なかなか来ないものです。
ぜひ、この機会に防災意識を高めてもらえると嬉しいです。
セイコーハウジングでは、地震対策にも力を入れています。
工法や耐震対策については、家づくりのご相談の時に詳しくご説明させていただいているので、
興味のある方はいつでもご相談ください。
◆セイコーハウジングの災害に強い家
https://www.seikohousing.co.jp/co_navi/87daec0863215c2ba574a5e08eaf6d4a-304.html
◆これから家を建てられる方は「食品の保管場所、防災グッズはどこに置くか
なども考えて、設計・プランニングの相談をされるといいかと思いますので、こちらも参考にしてみてください。