こんにちは、元木です。
今日は、前回に引き続き「こどもエコすまい支援事業」の新築編をチェックしてみましょう！リフォームの場合はブログ記事「始まってます！こどもエコすまい支援事業 ＜リフォーム編＞」をご覧ください。
「こどもエコすまい支援事業」とは、2022 年に実施された「こどもみらい住宅支援事業」を引き継いで創設された新制度の補助事業です。
子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能（ＺＥＨレベル）を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050 年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とした国の支援事業で、総予算は 1500 億円が計画されています。
新築の場合は「ZEH」+子育て世帯 or 39 歳以下の夫婦が対象
この新制度の「こどもエコすまい支援事業」を利用して新築をする場合、対象住宅は省エネ性能の高い家の中でも ZEH 住宅レベルに限定されています。
以前は長期優良住宅や一定の省エネ性能を有する住宅（断熱等級４かつ一次エネルギー消費量等級４）も補助対象でしたが対象が狭くなっています。それだけ、省エネに特化した住宅の普及促進を目指しているということですね！
<対象者>
●子育て世帯（18 歳未満の子を有する世帯）
●若者夫婦世帯（どちらかが 39 歳以下の世帯）
※いずれも令和 4 年 4 月 1 日時点の年齢
<対象住宅>
ZEH レベルの高い省エネ性能がある住宅であること。
以下の①～⑦を満たす住宅を新築することが条件となります。
①所有者（建築主）自らが居住する建物であること
② 住戸の床面積が 50㎡以上であること ※吹き抜け、バルコニーおよびメーターボ ックスの部分は除く
③土砂災害防止法に基づく、土砂災害特別警戒区域外に立地すること
④ 都市再生特別措置法第 88 条第５項の規定により、当該住宅に係る届出をした者 同条第３項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないもの ⑤未完成または完成から 1 年以内であり、人の居住の用に供したことのない住宅
⑥ 証明書等により、高い省エネ性能（ZEH レベル）を有することが確認できる
⑦ 交付申請時、一定以上の出来高の工事完了が確認できる
＊ZEH レベルの住宅が対象ですが、令和４年 10 月１日以降に認定申請をした新基準の認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅は対象となるので、ご確認ください。
<補助額>
新築 1 戸あたり一律 100 万円の補助金が支給されます。
<対象期間>
①工事請負契約日の期間 契約期間は問いません。ただし建築着工までに契約が締結されている必要があります。
②基礎工事の完了（工事の出来高）
建築着工～交付申請まで（遅くとも 2023 年 12 月 31 日）
③「基礎工事より後の工程の工事」への着手
令和 4 年 11 月 8 日以降※工事請負契約後に行われる工事であること
まとめ
ZEH レベルの性能がある住まいは、冬はあたたく、夏は涼しく 1 年を通じて快適に過ごすことができます。
ZEH 仕様にするためにはそれなりの費用もかかりますが、長いスパンで考えてみてください。昨年よりもグッと電気代が上がり光熱費も物価も上が
り、10 年後 20 年後はもっと負担が増えているかもしれません。そんな生活環境の中、省エネ性に優れているということは最大の強みです。
少しのエネルギーで暮らせる住宅にしておくことは、日々のランニングコストが抑えられるということですから。こどもエコすまい支援事業について、詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。費用に関してもシミュレーションしてみませんか？
徳島の工務店 株式会社セイコーハウジング
〒770-0006 徳島県徳島市北矢三町 3 丁目 1-79
代表取締役社長 元木 康浩
Tel. 088-631-8236 Fax. 088-631-8698
https://www.seikohousing.co.jp/
E-mail info@seikohousing.co.jp