住宅ローンの支払いがしんどいなと思いだしたら

皆さん、お元気ですか?不動産部の平です。

新型コロナウィルスの影響はどこまで広がるのでしょうか?まだまだ先の見通せない長いトンネルにいるようですね。とにかく、踏ん張るしかないですね。手洗いを頻繁に実行し、マスクを着け、3密を避けて、生活する以外にないでしょう。

 

この世の中の状態、いつまで続くか分かりませんが、自分にとって大切な人、両親や子供、兄弟、妻や夫、恋人などの健康・命をまもるため、我慢してひとりひとり生活をしていく以外にないですね。

 

ところで私が心配するのは、今まで、私がお世話をして、土地を買い、家を建てた人たちです。もう私もこの会社で、16年程、仕事をさせていただいているので、土地のお世話をした人の数は10人や20人という桁でなく、おそらく100人、200人という数を超えていると思います。そのほとんどの人は、住宅ローンを組んで、土地を買い家を建てました。そしてその人たちの大半は、今もローンの支払いが続いているはずです。

 

<経済的不況が本格化するのはこれから>

この新型コロナウィルスの影響で、勤める会社が営業を自粛したり、時短を迫られたり、さらに業績見通しが立たずに、休止や廃業にまで至る、或いはその可能性がある人もかなりいらっしゃるのではないかと思っています。当然、収入減や失業、そこまでいかなくとも、中小の会社なら、この夏や年末のボーナスのカットや支給停止に陥る会社も出てくるでしょう。そうなるとローンの返済は途端に苦しくなります。私自身もローンを抱えた人間ですから、毎月のローンの支払いを滞りなく行うために、ローンのない世帯よりも貯蓄に回せる余裕が非常に少なくなるのは実感しています。数か月の収入がなくなるだけで、ローンの支払いはできなくなる可能性が高いと思います。

 

仮にもし、そうなった時に、決してあきらめないでください。

 

<未払いの放置は絶対にダメ、早めの相談を>

仮に1回でも引落が出来なかったら、必ず、支払いをしている金融機関に早めに相談をしてください。支払いができないまま、2か月3か月と放置しておくと、金融機関は裁判所に対し差押の申し立てをしてしまいます。そうなるとせっかく手に入れた夢のマイホームを競売に掛けられてしまう可能性が出てきてしまいます。

 

競売で落とされてしまえば、当然ですが、全くの他人がその家の所有者となります。当然その家を出ていかねばなりません。それだけでなく、借金がゼロになることはありません。競売で落とされた価格を引いた残りの借金は、今度は30年とか35年とかの長期ではなく、短期間で払う約束をさせられるはずです。家を出ますから、当然アパートとかの借家住まいになりますね。その家賃と毎月の返済額を合わせた、更に厳しい返済をしなければいけない状態に陥ります。

その為に、多くの人は自己破産という道をたどることになってしまいます。

 

<公的ローンの場合>

住宅ローンをフラット35という、公的ローンを組んでいた場合、毎月の支払いをしている金融機関を通じて、支払い方法の変更をしてくれる場合があります。

〇返済期間を延長して、毎月の支払額を減額してもらう

〇1年とか3年とか、一定期間返済額を減額した返済にしてもらう。

〇ボーナス時の返済額を減額してもらう、或いはボーナス返済の無い返済方法にしてもらう。

等の、より返済がしやすい方法に代えてもらう相談ができます。

もちろん、この変更に関しては様々な要件や条件がありますので、毎月支払いをしている金融機関にまずは相談を掛けてみてください。また住宅金融支援機構のHP からその記事を読むこともできます。(https://www.jhf.go.jp/loan/hensai/hensai_komatta.html

 

<民間ローンの場合>

これも、1回でもローンの引き落としが出来なかったら、いや支払うのが厳しいなと思いだしたら、早めに、その金融機関へ出向くことです。事情に応じて、何らかの対策をしてくれる可能性はあります。

それでもだめなら、裁判所を通して借金を減額してもらう方法があります。司法書士や弁護士などに相談すると良いでしょう。その手続きの費用も含め、しっかりと聞いて対処しましょう。「個人再生」という自宅を奪われることなく、借金の減額ができる方法もあります。自棄にならずに、自分の現状を踏まえてしっかりと相談を掛けてみましょう。

 

ここに書いた心配事が杞憂に終わればいいとは思いますが、コロナの所為で、自分の家を失ったという人が一人も出ないことを祈っています。