社屋前路線価

令和元年の路線価発表

皆さん、こんにちは。不動産部の平です。

 

昨日、私の仕事にはかかわりの深い一つの地価発表が国税局からありました。今年、親族が亡くなって、相続税を納めなければならなくなった方などには待ちに待った発表だったと思いますが、各地の新しい路線価が発表されました。  http://www.rosenka.nta.go.jp/index.htm   のWEBページで見ることができます。

ネット上のこのアドレスから、自分の知りたい場所の路線価がわかるので、興味のある方はご自分の調べたい場所の路線価を検証してみてください。

 

今まで何度か書いてきてますが、改めて「路線価」とはなんぞや?という方のためにやや説明をしておきましょう。「路線価」と言っても、正確に言うと2つあります。

 

一つは「相続税路線価」で、土地取引の指標となる公示地価の8割程度の価格となっており、国税局長により定められています。国税庁が例年7月に、その年の1月1日時点の価格を公表していて、その名の通り、相続税や贈与税の計算のもととして使われています。

 

もう一つは、「固定資産税路線価」こちらは、公示地価の7割になるよう設定されている価格で市町村長によって定められている。この価格は3年に一度見直されるようになっており、1月1日時点の価格です。毎年3月31日までに固定資産税評価額が公表されていて、その後速やかにこの路線価が公表されることになっている。この価格は固定資産税、都市計画税・不動産取得税や登録免許税の計算のもとの価格として使われています。

 

通常、路線価といえば、昨日発表された「相続税路線価」の事を云う事が多いです。上記のアドレスから入ると全国の土地の路線価を知ることができます。自分が住んでいる土地、或いは売りたい、買いたいと思っている土地の路線価を調べることで、8割設定された価格がわかりますので、その価格を0.8で割り戻せば探している土地の公示地価相当額がわかるわけです。但し、単純に路線価×土地の面積で計算するわけではありません。形や広さ、その他の条件により補正計算の必要はあります。

 

また、路線価が設定されているのは都市部が主で、郊外や、郡部などには設定されてないところも多く、その場合は、そのエリアごと、土地の用途ごとに設定された倍率を、固定資産税評価額に掛けることで計算します。その固定資産税評価額は、土地や建物を所有している方に、毎年4月か5月に送られてくる税金の納税通知書に「固定資産税評価額」が記載されいるので、確認してみてください。

路線価図

昨日の新聞を見ると、この路線価発表の記事の見出しに「県内宅地24年連続下落」と書いてあります。徳島市の一部やその近隣の一部で、地価上昇がみられるところはあるものの、県南や県西部の落ち込みに引っ張られ、県平均では住宅地が0.4%減、商業地は0.7%減とまだ下げ止まりの気配を見せていないようです

 

上記のアドレスから路線価をみる場合、平成25年からの数字を見ることができますので、この7年で自分の調べる土地がどれくらい下がっているか、或いは上がったのかの推移を知ることができます。因みに当社の社屋が建つ土地の路線価、これは田宮街道の路線価になるのですが、昨年は田宮の方が値上がりして矢三の方は変わっていませんでした。しかし今年は逆で、田宮の方が昨年と同じで矢三の方が4%ほど値上がりしています。田宮、矢三のこの田宮街道沿線は土地の値下がりは止まったと考えて間違いではなさそうです。

皆さんも調べてみてください。