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あなたはいまだに、光熱費のかかる家を建てますか?

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新年あけましておめでとうございます。

今朝、出勤するときの外気温は1度でした。冬本番ですね。これくらいの温度になってくると、我が家では朝起きる時間に合わせて、寝室とリビングダイニングのエアコンのタイマーをかけておくようになります。起き抜けは寒いですから、着替えをするときと朝食をとるときの為です。

 

私の家は22年前に建てた家で、今となっては、古い建て方の家と言えるでしょう。基礎は、今はめったに見ない、布基礎で、床板をめくると家の地盤の土がむき出しです。もちろん基礎断熱なんてやってませんから、基礎コンクリートの通風孔から、外気が床下に入り、家の床のフローリングは非常に冷たくなり、家全体が冷蔵庫のようになります。帰宅して誰もいない家の室温を見てみると、偶に外気温より低い時もあるくらいです。窓も最近建てる家とは違って、シングルのサッシですから、窓際が一番寒さを感じます。当然、重いカーテンを閉めて、エアコンをガンガンかけることになるのですが、朝、妻が台所で朝食の準備をした後、私が朝食を食べ終わるころはリビングの掃き出しの大きなサッシにはびっしりと結露が発生します。

 

起きてから出かけるまでと、帰宅して寝るまでの時間はエアコンをガンガンというパターンはこの家に住みだしてからずっと同じで、このエアコンをかけてる時間の私の服装は、厚めのフリースの上下と上にダウンジャケットというのが家の中の普通の格好です。

 

家を建てた22年前は、私はまだ、今の会社に入る前で私自身全く家に関する知識はありませんでした。断熱なんて言葉も聞いたことはありませんでしたし、家を建てる打合せの時に、高気密高断熱なんて言葉も飛び交う事は全くありません。ただ、使いやすく、必要な部屋の間取りと設備だけにしか、関心を向けませんでした。

そんな家ですから、我が家は冬は寒く、夏は暑いという典型的な家です。当然のことながら、36坪と小さい家にもかかわらず、家のランニングコストは結構高いです。夫婦二人で非効率的な電気やガスの使い方をするのが原因でもあるのですが、年間で電気・ガス料金合わせると25万円近辺の金額がはじき出されます。これが22年間続いているわけですから、トータルすると高級車が1台、普通の車なら2台?が買える金額になります。この期間に夫婦二人で、2回車を買い替えてますから、1回の買い替え費用は十分浮いた計算になってしまいます。

 

家を建てた後の住生活に支払うお金は、他に水道代や、通信費、そして税金と小さな支払いがたくさんありますが、このランニングコストは、トータルしてみると本当に馬鹿にならない金額になりますね。でもこれから家を建てようとしている皆さんは、少なくとも光熱費というのは払う必要のないお金ですよ。

今建てる新しい家は、この光熱費がゼロという家が多くなってきてます。最近よく目にするZEH(ゼッチ・ゼロエネルギーハウスの略称)です。もちろん、光熱費が一切かからないというわけではなく、家で使うエネルギーのコストが年間のトータルでゼロという意味ですが。

 

日射や風などの自然の力が最大限利用できるパッシブデザインの設計のもとで、家の断熱性や気密性を上げ、家の消費エネルギーの見える化をすると共に、高効率の家電設備を設置。太陽光発電により電気を創ることを行い、その電気をしっかりと貯めたり(蓄電)、家で消費するエネルギーをコントロールしたりすることで、年間を通した電気・ガスの消費コストをゼロ、いやゼロどころか幾らかプラスにまでなるところまで持っていける家が増えています。当社が今分譲している造成地では、全棟このZEH仕様で建築する予定です。

国は政策として、来年には新しく建てる家の半数はこのZEHにしようという思惑で、いくつかの施策を行い、2020年には家の断熱化を義務化するという事迄喧伝していましたが、大手メーカーばかりが家を建てているわけではなく、多くの中小工務店のすべての施工を変えていくという事は簡単ではなく、またその断熱性を検証するという行政側の負担も大きすぎるという理由で、義務化は見送られたようです。

しかし、方向転換したわけではなく、やや先延ばしになっただけです。いずれ、家のエネルギーコストは全てトータルでゼロになるという状況は生まれると思います。これから家を建てようという方は、光熱費なんて掛からない家にするべきですね。

 

我が家でも、時代に追いつく家にするべく、財務大臣と私との巨頭会議が継続中です。