「失敗しない土地探しの秘訣」 第8回  土地購入のための費用

皆さん、こんにちは。(株)セイコーハウジング 不動産部の平(タイラ)です

前回までで、住宅ローンの話しをしました。是非復習して、しっかりとした資金計画を立てて下さいね。さて、ローンを組む際にローンの費用も忘れずに考えて下さいと申し上げました。ローンの諸費用とは別に、土地を買う資金計画上で、考慮しなければならない別の費用があります。土地の価格だけで、土地が買えるとはあなたも思ってないですよね?

今日は、購入のための経費の話しです。

土地を買う際の流れを大きく見ておきましょう。

物件決定

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重要事項説明

契約

売主、買主双方の契約遂行の準備

取引(引渡)

この流れの中で、契約と取引時に幾つかの経費がかかり、その後いくつか税金がかかってきます。

取得した後3~6ヵ月程で、一度だけですが、「不動産取得税」の納税通知が届き支払いの必要があります。その後、毎年固定資産税、都市計画税(市街化区域のみ)が掛かってきます。

経費の一つずつを簡単に説明していきましょう。

・印紙税(国への税金)

売買契約書に添付する印紙代

例えば1千万円~5千万までの土地であれば10,000円の印紙が必要です。

・登録免許税(国への税金)

不動産の売主から買主へその所有権を移転する、所有権移転登記時にかかる税金。

契約金以外の残金を支払って、自分のものにした時に、その土地の所有権の登記をして初めて自分のものだと言えるのですが、その登記をする時に支払うべく定められている税金。

また住宅ローンを借りる場合に、お買いになったその土地に抵当権という借金のかたとしての、抵当権設定登記をする際にも、債務額の0.4%という税金を徴収されます。

例えば3000万円をローンで借りるとしたら、3000万円×0.4%=120,000円が抵当権の設定登記をするためだけの税金として掛かりますから、大きな額のローンを組む場合、土地の所有権移転登記の費用より、抵当権設定の費用が多いという場合も有り得ます。

・登記手数料(司法書士への報酬)

登記手続きは通常、司法書士に依頼しますが、その司法書士の手数料です。

・仲介手数料(売買契約を仲介してくれた会社への手数料)

売主から直接その土地を買う場合以外では、契約をまとめてくれる不動産業

者に、手数料を支払います。これは宅地建物取引業法により定められてお

り、土地価格の3%+6万円(税別)の金額が手数料として定められた上限価格です。

・不動産取得税(県への税金)

土地や建物を取得した時にかかる税金、県税。通常、取得後2~3ヶ月後に納

税通知が来ます。固定資産税評価額の1/2の価格に3%をかけた金額となりま

す。但し、自己居住の住宅を建てるための土地であって、要件に当てはまる

土地であれば、税額の軽減措置があります。県税事務所に軽減措置の申請に

足を運ぶ必要があります。

・固定資産税、都市計画税(市町村税)

取得した翌年の4~5月に、納税通知書が送られてきます。この税額算出の根

拠となる「固定資産税評価額」は3年に一度評価替えが行われます。最終取

引の時に、日割でいくらになるか計算できているなら、年間の税額も分かる

でしょう。

◎租税日割精算金(契約する土地の市民税の日割り計算額➡市町村税)

其の年の1月1日を起点(4月1日の場合もあり)として、取引前日までの分を売主が負担、取引日から12月31日(または3月31日)までの分を買主が負担する旨、日割計算を行い、買主負担分を売主に渡す。

 

◎その他、分譲地やその土地の販売方法により、施設負担金水道引込料分筆費用境界ブロック(フェンス)工事費等がかかる場合があります。

土地購入費用

これが土地取得のための主な経費です。家を建てる時には、同じように建物の金額以外の経費も考えなければなりませんが、土地取得時にもどんな経費がかかるのか再確認を御願い致します。

いろいろと経費も掛かるとなると、資金が足りるかなと不安になってくるものですが、そんな時、安い土地を紹介されると、つい、「おっ!」と乗り出してしまうのが人情ですよね。でも安くても、買っては困る土地もある事を次回、お話しさせて頂きますね。じゃあ、また。

株式会社 セイコーハウジング 不動産部 平忠彰