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OMソーラーのすすめ

ブログ

皆さん、こんにちは
久しぶりにこのブログを書きますが、ここ最近、航空機の事故や中東での戦火の報道、猟奇的な殺人事件の報道など、顔を曇らせるような事件や事故の報道が相次いでいます。
 いつ、なんどき、自分の身にも降りかかるのではないかと心配はしますが、そんな心配ばかりしていては毎日の仕事ができませんので、せめて自分が関わる業界の動きはしっかりと見ながら、目の前の自分のお客様への仕事をしっかりとやって行こうと気持ちを切り替えています。
私がお相手するお客様の半分以上は、土地を買って、家をこれから建てようという方々です。直接の私の担当は、土地の売買またはその仲介の仕事ですから、土地の話をするのは当然なのですが、その土地を買う方の9割以上はそこに自分の家を建てる方なので、どんな家を建てようとおもってますか?と自然に聞くことが多くて、お客様と家の話をすることは多いです。
ですから、資金の話等とも関係しながら、土地の話題とは別に、これからはどんな家を建てていくのがいいんだろうか?という話題で盛り上がることも多いのです。今日はその話題の中で一つ考えていただきたいシステムの話をしようかと思います。
これからの家づくりは、どんな家を建てるにせよ、省エネルギーの方向に向いていることは、否定しようのない事実として皆さんもご了解の事と思います。地球の温暖化など、環境問題から、国を挙げて、いや全世界で、住居の省エネ、あるいは省エネに結びつくような生活ができるよう、様々な取り組みを進めているのが、今の時代状況でしょう。
 特に、日本は東日本大震災以後、原発がすべて運転を止めてしまい、再稼働できない状態になっていますから、電力供給に不安があり、これから家を建てる方は半分以上、いや7割8割は、太陽光発電パネルを付けて、家で使う電気のいくらかは自らの家で発電して賄おうと考え、実行されます。
 本日の日経新聞には、積水ハウスとパナホームが、供給する分譲と注文住宅の全戸をスマートハウスにすると報道されていました。国も新しい省エネ基準を2020年には住宅建築時に義務化すると伝えています。そうなると、省エネの基準を満たさないような家は、大げさに言えば違法建築となってしまうわけです。
家の新築にあたっては、創エネ設備つまりエネルギーを作る設備(今はほとんど太陽光発電装置)と併せ、冷暖房の消費電力を下げることのできるように断熱性能を上げたり、生活するうえでのエネルギーをより小さくするための設備も併用して取付けるような家づくりをするのが義務になる時代となってきたわけです。無論、予算との相談にはなりますが。
じゃ、ちょっと皆さんに質問ですが、家で生活していて、年間を通して最もエネルギーを使っているのはなんだと思いますか?
その答えとして下記のような統計グラフがありますので、見てください。
エネルギー消費用途で◎照明・家電 ◎厨房 ◎給湯 ◎冷房 ◎暖房に分けています。
エネルギー用途別消費割合
この円グラフを見て、「え!」とびっくりした方が案外多いのではないでしょうか?
徳島の人にこの話をすると7~8割の人が、「そりゃ、冷房でしょう」と答えるからです。・・・という話は、以前のブログでも書きました。徳島は全国一、人口に対するドライバーの割合が高い県で、徳島で暮らす多くの方が、車の運転を日常的に行っています。住宅ではなく、自動車で考えると暖房より冷房がより多くのガソリンを食いますので、「暖房より冷房の方がガソリンがたくさんいる=エネルギーを多く使う」感覚が身に沁みついているのではないかと思われます。
 車の話はさておいて、住宅のエネルギー全体で見てみると上のグラフのように、実に1/4のエネルギーを家の暖房に使っているということになります。そのうち多くの方が、エアコンによる暖房を使っていると思うので、熱源の種類でも電気が最も多く、全体の半分は電気エネルギーです。
 家の省エネを考えるときに、テレビやパソコンのスイッチをこまめに切る、人のいない部屋の照明は消す、待機電力をなくすため予備電源も入れない・・・・などと省エネになるような生活の工夫をするより、エアコンの暖房設定温度を一度下げる方がよほど多くの省エネルギーにつながるやもしれません。(検証はしてませんが)
ところで皆さんの理想の暖房はどんな方法ですか?

こう聞くと、「暖炉!」とか、「まきストーブ!」とか 「デロンギ!」とか答える人が最近は増えてきましたが、やはり皆さんの理想として意見が一致するのは「床暖房」です。
 暖房の仕方を少し難しく分類すると、エアコンやストーブなどの『対流式』と ホットカーペットや電気毛布などの『伝導式』と、デロンギで有名になったオイルヒーターやハロゲンヒーターなどの『輻射式』 の3種類があります。
一般によく言われる理想の暖房状態は頭寒足熱、直接温風を体に当てるような温め方ではなく、足元からほんのりと温かさが伝わってくる床暖房を取り入れたいと言われます。床暖房は『輻射式』の暖房なのです。遠赤外線により、家の中の床や壁を温めますので、足元や接している壁などが温まることにより、体感温度として暖かさを感じる暖房の仕方です。
ただし、理想的だからと言って、この床暖房を電気やガスで運転しますと、日々のランニングコストが非常に高くなります。しかも、皆が集まるリビングだけ、お母さんが冬の朝寒い中で調理しなくていいようにキッチンだけ・・・・というように部分的な床暖房となるのが普通です。全室に床暖を入れるなんてことは、よほどお金に余裕のある人でない限り難しいでしょう。ですから床暖房を入れている部屋とそうでない部屋の温度差ができてしまいます。
また、そのやり方は電気の場合は発熱体を床に張り巡らし、ガスの場合(や電気・灯油の場合も)あっためた温水を床に循環させるために、床に配管をめぐらすというやり方です。20年30年経過したときに、もしこの発熱体や配管が切れたり破れたりしたら、どうなるでしょう。かなり大きな修理費用がかかってしまいます。
 何より、毎日電気やガスなどのエネルギーを多く消費して暖房することは、なるべく小さなエネルギー消費で生活できる家を作ろうという時代に逆行した家の造り方になってしまいます。地球環境にも優しいとは言えない暖房の方法になってしまいます。
もし、「日々のランニングコストは非常にわずかな費用で、なおかつ壊れるところが少なく、しかも部分的ではなく、家全体の温度差のない床暖房ができる仕組み」があったらどうでしょう。
そんな、都合のいいものがあるはずないでしょうと言われるかもしれませんね。いや、そんな都合のいいものがあるんです。それが、OMソーラーといわれる太陽熱を利用した家の暖房システムです。
OM説明図

あまり詳しい説明をこのブログに書いていくのは、紙面が長くなりすぎますので書きません。詳しくその仕組みを知りたい方は、当社の担当者からゆっくり話を聞いてもらえばご説明できますし、わざわざ来店まではちょっととおっしゃる方はOMソーラーのホームページを見てください。画像や動画入りで説明が見られます。
「地球にやさしい」「人の体にやさしい」「おサイフにもやさしい」素晴らしい暖房の仕方だと私は思うので、ちょっとだけ、その素晴らしさをかいつまんでまとめておきます。
・暖房と換気が同時にできてしまう。
OMソーラーの仕組みでは、暖房するための熱を運ぶ媒体は空気です。外気の空気を取り込んでそのまま熱の媒体として使いますので、暖房をしながら空気を循環させている、つまり換気もしているということになります。これは非常に優れた特性です。
 ガスや灯油のストーブなどで暖を取ると、非常に暖かな部屋になりますが、常に部屋の喚起に気を使わねばなりません。OMソーラーは暖房をしながら喚起をしているという点が、非常に優れたシステムといえます。
・ランニングコストがゼロに近い 
これは、電気でもないガスでも灯油でもない、お日様の熱を利用するわけですから、コストはかかりません。ただし、晴れていればの話になりますが。ただ、棟ダクトのファンを動かすために若干の電力は必要になります。その電力さえも小さな太陽光発電パネルだけで賄えます。
・システムとして壊れる部分が少ない
お日様により温められた空気を強制的に床下に送るファンが付いている棟ダクトの部分とそれをコントロールするパネルの部分が、メカニカルなもので、壊れる部分はこれだけです。ほかは空気を取り入れて床下に送るという仕組みですから、これが壊れるときは家が壊れるときです。屋根に取り付ける集熱ガラスは、太陽光発電パネルと違って、寿命はありません。割れない限り使えるわけです。
・温度差の少ない暖房ができる
棟に集めた暖かい空気を、棟の部分に付いたファンで床下に送ります。床下はどうなってる?もちろん家の基礎であるコンクリートが打ってあるわけです。当社施工の基礎部分は通常のベタ基礎と違って、地中梁工法という打ち方により、よりコンクリート量の多い基礎になっています。コンクリートには蓄熱作用という熱を蓄える力があります。家のカーポートのコンクリート打ちした部分が、お日様に照らされてかなり熱くなっていることに気付いた人は多いでしょう。
 夕方になりお日様が沈んで夜になるとこのコンクリートに蓄えられた熱が、じんわりとした輻射熱となって家全体の床に向かって熱を放出するわけです。ですからリビングだけ、キッチンだけというわけではなく、和室もトイレも洗面室も、どこでも大きな温度差なく温まります。家の中に1階から2階へ抜ける吹抜けが広く取ってあれば、1階と2階の温度差さえ、小さい家となります。
 毎年冬場の寒さの厳しい折にはお年寄りが、温かいリビングや和室から、冷たいお風呂場やトイレへ行って、脳溢血や心臓麻痺で亡くなってしまう、ヒートショックといわれる住居内事故が頻発します。これを防ぐ意味でも大きな意義があると思います。
・弱点
良いことばかりではありません。やはり弱点もあります。それは、考えればわかることですが、お日様がいないときは温まらないということです。雨や曇りの日には、温めてはくれません。これはシステム上仕方のないことです。お日様が出ないときでも同じような空気の流れを作って、家を温める補助暖房装置というものをつけることになります。
このシステムの良さは、ほかにいろいろとお話しすることはできるのですが、主な点だけ少し書いてみました。家のエネルギーの1/4にもあたる、暖房のエネルギーを少しでも少なくできれば、非常に意義深いことでもあります。ただし、このシステムを断熱性能や気密性能の非常に低い家に導入してもあまり効果は得られません。このOMを導入する家の前提として、長期優良住宅などの断熱性能の高い家という条件があります。ぜひご検討してみてください。
 では、また。