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建築条件付分譲地

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私は、自社の土地分譲の仕事だけでなく、ご依頼を受けた土地・家の販売をする事も、そしてお客様から希望する土地を探してほしいと依頼を受ける仕事もしております。このうち、当社に来社される土地探しのお客様は、ここ数年、矢三・田宮・春日の加茂地区で土地を探してほしいという方がほとんどです。以前は、名東で・・・、国府で・・・、住吉で・・・という方もいたのですが。この田宮街道周辺が、市内では住宅地として人気が高まっているのは確かです。

 

3~4年前に比べ、現在はこの加茂地区の売土地はかなり少なくなりました。今現在、売物として市場に出ている土地は30~40件程度です。200坪以上ある広い土地から、10数坪の小さい土地まで入れて、全部でこれくらいです。

 

そんな少ない売り物の中からでも、自分の希望条件のいくつかに該当する土地を見つけた皆さんは、売買契約と進んでいくのですが、私としてはこの契約までに非常に時間がかかるなぁという感慨を抱くことが多くあります。皆さん初めての方が多いので、無理もないとも思えますが、契約までに時間がかかりすぎるのです。

 

なぜ、時間がかかるのかというと、決めなければならないことが突然たくさん出てくるからです。

このエリアで家を建てたいと考えた時に建てる土地がないわけですから、「まずは土地!」と考えて、土地探しを始められます。いくつか物件を見たうえで、希望する条件に近い土地が見つかって、さぁ契約しようと思ってからが長いんです。なぜかわかりますか?

 

そうです。その土地に建てる建物を決めなければならないからです。

「えー、気に入った土地が見つかったのなら、さっさと契約しておけばいいじゃないか、家はそれからゆっくり考えればいい」と言える方は土地を購入する資金を持っている方です。

 

土地の売買契約を終えると、通常、1か月後には土地の引渡しとなります。土地の引渡しは、契約の時に支払った手付金を引いた土地代金の残額を全額支払い、その土地の所有権という権利を自分の名義に登記してもらうことになります。その売買の流れを言いますと

土地申込(土地買付)→重要事項説明→土地売買契約→土地引渡(取引)・・・の流れになります。

 

契約後、1か月後には、土地代の全額を払うことになります。たとえば坪25万円で50坪の土地なら土地価格1250万円、契約時に125万円払っているなら残額1125万円を引渡し時に、一括で支払う必要があります。この1千万を超える残額を手持ちの現金で支払えるなら、契約してから全く慌てる必要はありません。契約後1週間後で引渡しをしてもいいわけですからね。

 

ところが多くの方はこの土地代も住宅ローンで支払います。売買契約から1か月後には住宅ローンの融資が実行されていなければならないことになります。そのためには、土地の売買契約後、1週間ほどの間には住宅ローンの本申込をする必要があります。融資実行まで2~3週間かかる場合が多いですから。

 

飽くまで借りるローンは、住宅ローンであって、土地ローンではないですね。という事は、土地の売買契約後、1週間後には建物の概算金額は出てなければ、融資の申し込みはできないですよね。土地と家で総額○○万円、自己資金が○○万円だから、融資申し込みは○○万円という計算で、住宅ローンを申し込むわけですから。

 

「まずは土地!」としか考えてなかった人は、土地が決まってから建物のことをじっくりと考える時間が少ないことに慌てます。しかし、1週間や2週間で建物のプランが決まることは少なく、どうしてもいくつかの工務店やハウスメーカーの営業マンと面談し、間取り・設備などの大まかな仕様を決め、概算の見積もりを出してもらい、数社から出たその見積もりとプランを比較検討して、決断を下します。

 

するとすぐに、1か月くらいは時間が軽くかかってしまいます。私の担当した分譲地の1区画を申し込んだお客様で、申込みをしてから9か月後に契約という方もいらっしゃいました。そんなに長くは普通は売主が待ってくれませんので、土地契約の話は破談になっても文句は言えないでしょう。この場合は、売主様が良い方で、待ってくれましたので無事、その土地で家を建てることができました。

 

土地が見つかったのに、まだ家のプランは全く考えておらず、これからいくつかのハウスメーカーや工務店を訪問する…なんて人もいらっしゃるので、土地が見つかってからその売買契約までに時間がかかるわけです。売土地が少ないこのエリアで、申込をしてから、何か月も売主さんを待たせたら、「申込でなく、契約します」という人が現れれば即アウトです。せっかく見つかった土地が買えないことになってしまいます。

 

ですから、支払いに住宅ローンを使おうと考えている方は、土地が決まりそうになってから慌てないように、土地探しをしながら、建物のプランニングも一緒に並行してやっていく必要があるという事です。

 

その際、一つ検討していただきたい分譲地があります。「建築条件付き分譲地」です。建物を指定された会社で建てることを条件として売り出されている土地です。『建物を建てるところを決められてしまって、自分の思うような家はできないんではないか?』と心配される方も多いのでしょう。条件付きというだけで、その土地への問い合わせは明らかに少なくなります。

 

でも、今はインターネットというものがあります。その条件の付いた建築会社の家がどんな家なのかしっかりと事前に調べることができます。ネットで見るだけでは不安ならば、土地を買うという事は伏せて、その会社を訪問し、その家づくりの仕方を質問すればいいでしょう。あるいは、実際にそこで建てた家で生活している施主さんのお話を聞かせてもらってはいかかでしょう。

 

そうやって、その会社の家づくりに納得できたときに、土地も探していると相談を持ち掛ければそのあとの展開はスムーズです。土地も家の概算金額も同時期に分かりますし、資金計画も立てやすく、融資の相談もしやすくなります。

条件付きという分譲地を食わず嫌いせずに、土地探しのターゲットの中に入れてみてください。

 

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